敷金

敷金の意味・性質を御存知の方も多いとは思いますが、今更聞けない感もあるので御伝え致します。

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敷金(しききん)は、法律用語で、不動産の賃貸借の際、賃料その他賃貸借契約上・・・●△×■を伴う金銭である。by ウィキペディア

要するに賃借人が単純な担保として契約時に差し出すお金の事です。なんの担保かというと「家賃の支払義務」。でも、お家賃の支払いが遅れたから敷金で補填・相殺して!というのは、契約上出来ないのが一般的です。

又、退去時に敷金全額が戻ってくると思いがちですが、全部は返ってきません。通常は退去時のクリーニング費用を差し引いた分が返還されます。預け入れている金額にもよりますが、戻って来ないくらいに考えてたほうが良いと思います。気持ち的に。

「敷金礼金ゼロゼロ」という契約条件も最近では良く目にするようになってきました。
上記2つの理由で今迄預かっていた敷金をもらわなくてオーナーは大丈夫なの?と思うと思います。大丈夫な訳ないんです。
その為、滞納時のリスクをカバーする為に保証会社に加入(相場:家賃総額×50%)が必須になったり、退去時クリーニング代が契約時に請求されたりだので通常に契約するのと変わらないかそれ以上の契約金額になる事もありますので、私個人としては敷金、礼金ゼロゼロでの契約はおすすめしません!

記事作成日:2012年09月23日 最終更新日:2012年09月23日